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子どもの変化が何よりも嬉しいと感じます!

入船教室には、日常の生活習慣から学び直しを行ってほしい、というお子さんもいます。
自分の気持ちを表現することが苦手な部分もあり、支援の仕方がなかなか決まらなくて、しばらくは手探りで進みました。
まずは、
机に座れる時間を少しずつ長くする
動物絵合わせカードをする
ソフト積み木にチャレンジする
といった色々な内容に取り組み、教室やスタッフに慣れること、経験を積んでいくことを中心に支援していきました。

教室に通い始め、しばらく行き渋りがあったのですが、DIDIM(ディディム)をきっかけに良い変化が現れます。ある日、他のお友達がDIDIMに取り組んでいるのを見たとたん、ものすごい笑顔を見せ、時々まねをしたり、参加したりしてくれました。

そして、自分で独自にトランプ遊びを編み出しました。ルールは、「大きな数を出した人が勝つ」というもので、ジャック、クィーン、キング、ジョーカーの役割を全て理解して、お友達と楽しみました。
他にも、風船バレーでは、とてもうまく風船を叩き、楽しみながら参加していました。

本当に色々な体験を積み重ねて成長を見せてくれています。

すると、当初の目標である生活習慣も徐々に身に付き始めました。
自分の靴を自分で片づけたり、自分が遊んだらすぐに片付けができるようになりました。

最初の頃に比べできる事が増えていくことで、とても楽しく過ごせています。
一歩一歩、目を見張るような成長を遂げていている姿を目の当たりにし、これからの成長がさらにが楽しみになってきました!

紙ちぎり

指先や手のひらへの刺激を与える訓練として紙ちぎりを行いました。
鉛筆の握りを安定させる目的で行っています。

最初は「びり、びり、びり・・・」と、そっとやぶいていましたが、
後半は、手でガッと握って、大胆に左右に引っ張ってくれました。

やぶく行為というのは、やっちゃいけないこと、という感じもあるからか、なんだか楽しそうでした。
また今度もやりましょう。

6月の始まり:新たな挑戦と準備の時期

6月になり一週間が経ちました。

先月の5月は、大型連休があったり、学校で体育祭(運動会)があったりと、イベントが多い月でした。
さて、6月にはどんなことが待っているでしょうか。
差し当たり、目立った行事(イベント)はないように思われるかもしれません。

しかし、6月には各種検定(英検、数検、漢検)があり、中学生以上になると定期試験もあります。
勉強面の行事がたくさんあります。
これらの検定や試験を受ける人たちは、計画的に準備を進めていきましょう。
私たちスタッフもサポートしていきます。

お先にどうぞ

みなさん、こんにちは。

伸栄学習会の教室は、
塾のようなビルの教室、普通のお家のような造りの教室などさまざまです。

東中山教室は、一軒家の形をしています。
構造上、特に廊下は双方向からの通行が難しいです。

そんなある日、とても心温まる出来事がありました。

小さな男の子が、別の女の子に向かってこう言いました。
「お先にどうぞ。」
女の子は少し驚いた様子でしたが、嬉しそうに「ありがとう」と言っていました。
男の子も満足そうに微笑んでいました。

このシンプルな「お先にどうぞ」という言葉には、他人を思いやる気持ちが詰まっています。

子どもたちが示してくれたように、心からの「お先にどうぞ」を実践することで、私たちもまた、より良い社会を作っていけるのではないでしょうか。

イベント「ビンゴゲーム」(原木中山教室)

原木教室のイベントとしてビンゴゲームを行いました。
ビンゴゲームは楽しみながら数字に馴染むことができるゲームです。

ビンゴになるチャンスを増やすために今回は一人が2枚のカードを持ちました。

誰かのカードにある数字が連続して出たり、なかなか自分のカードの数字が出なかったりで、みんながはらはらどきどきしながら、ゲームを楽しみました。

最後には全員がビンゴになることができました。
更に賞品として、キャラクターつきの鉛筆や消しゴム、ノートなどをもらい、みんなは大喜びでした。

子どもとの関わり

4月から相之川教室で子どもたちの支援を行い始めたスタッフがこの2か月で感じたことをご紹介します。

「疲れた–」と言いながらも元気に教室に来る子ども達。
休み時間は少しでも気持ちを切り替えてリフレッシュできるように、好みの玩具を用いながら一緒に遊んだり、話をすることを心がけています。

休憩後、すぐに学習に向かえないお子さんもいますが、自分なりに折り合いをつけて学習に向かおうとしている姿を見ていると、側で見守ることも大切な支援であることを改めて実感しました。
お子さん達と日々関わる中で、多くの学びをもらっています。

これからもお子さんそれぞれの個性を理解し、一人ひとりにあった学びを提供できるように支援していきたいと思います。

SST教室「暗黙の了解」(富士見教室)

今回のディスカッションのSST教室のテーマは「暗黙の了解」です。


児童・生徒が知っている暗黙の了解について考えていきました。
「列に並ぶときは、後ろから並ぶ」
「ごみはごみ箱に捨てる」
「リーダーの言うことはちゃんと聞く」
「エレベーターのボタン操作は近い人が行う」
「電車が駅に停車したら、降りる人が先に降りて、乗る人は待ってから乗る」
など、いくつか出てきました。

暗黙の了解を知って行動することで、行動がスムーズになったり、意思の疎通がうまく出来たりなど、メリットがあります。

今回学んだことが今後の生活に生かせると良いなと思います。

DIDIM&ビジョントレーニングW体験会を開催!(入船教室)

5/25にDIDIMとビジョントレーニングのW体験というイベントを開催しました。

DIDIMでは、ビジョントレーニングも同時にできる、「小さい数字選び、」「風船探し」「影絵」等を体験しました。

その後、ウォーミングアップで、お手玉、けん玉、ヨーヨーに取り組みました。
さらに、竹ぽっくりとスピニングアドベンチャー、コマ回しと行いました。

竹ぽっくりは少しずつ練習して上手にできるようになり、子どもの呑み込みの早さにびっくりしました。

スピニングアドベンチャーとは、コマを回しながらボードの上を動かし、旅するボードゲームです。
回っているコマをボードを傾かせて動かしていくのは、慣れが必要でなかなか難しいですが、楽しみながら取り組めるので何度も試行錯誤しながらゲームに熱中していました。

コマ回しも最後にコマを投げて手から離すのが難しいようでしたが、何度も挑戦していました。
できるようになると嬉しいですが、その過程で、自分なりの経験を積み重ねていくことが大切だと感じています。

体験会を開催して感じたのは、子どもたちは普段から様々な事ができる潜在能力を持っているので、新しい事にチャレンジできる機会と時間を与えてあげれば、能力を発揮できるということです。

今回のDIDIM&ビジョントレーニングのW体験会は、子ども達にとって貴重な体験の場だったと思うので、また機会を見つけて開催したいと考えています。

晴天の中で開催された5月の体育祭

5月も終わり6月になりました。

この5月末・6月初めは各学校で体育祭(運動会)が行われます。
開催日は各学校で異なりましたが、5月末に開催され体育祭(運動会)は、どの日も天気に恵まれ、絶好の体育祭(運動会)日和でした。
この日のために日々学校の授業などで練習してきたので、雨天中止にならず本当に良かったです。
しかし、天気が良すぎたのか、体育祭(運動会)後の子供たちの中には日焼けしている子も何人かおり、
日焼けするほど暑い日だったんだなと、スタッフも驚きました。
予想外の苦労もあったかもしれない体育祭(運動会)。
皆さん、お疲れ様でした。

本日の体育祭(運動会)も良い天気に恵まれますように!

 

イベント「ペットボトルでモルック競技」(原木中山)

原木教室では、イベントで「ペットボトルを使ったモルック競技」を行いました。
モルックはフィンランド生まれの競技で、本来は数字が書かれた木製のスキットルを目がけて、木製のモルックを投げて、スキットルを倒す競技です。
今回のイベントでは、数字を書いたペットボトルで代用し競技を行いました。

ルールは以下のとおりです。
 ◯スキットルを1本だけ倒した場合にはそこに書かれている数字が得点になります。
 ◯また2本以上倒した場合には倒したスキットルの本数が得点になります。
 ◯一人が投げ終わった後、スキットルは元の状態に戻します。
 ◯参加者が交互にモルックを投げて得点を競い合い最初にちょうど50点になった人が 勝利者です。50点を超えてしまった場合には25点に戻って競技を続けます。

最初は慣れないため、目指すスキットルをなかなか倒せなかったのですが、次第にコツをつかんでうまく50点ぴったりに点数を合わせることができるようになりました。
和気あいあいの雰囲気の中で大いに盛り上がってモルック競技を楽しむことができました。