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「じゃんけん ポン」はどこから?

教室の子どもから、
「じゃんけんは、どうしてじゃんけんっていうの?」と質問をされました。
その時、以前勤務していた学校で、じゃんけんについて調べたり、発表会をしたりしたことを思い出しました。

じゃんけんは、言うまでもなく石(グー)ハサミ(チョキ)紙(パー)の3すくみのサインで勝敗を決する遊びです。どうせ中国あたりから来たのだろうと考えがちですが、実際は原型は中国の虫拳あたりがルーツらしいのですが、どうやら渡来後は日本独自に発展、定着したもののようです。

実際にアメリカにもじゃんけんはあって、「rock,paper,scissors,go!」の掛け声で行っています。
つまり日本と全く同じというより、日本のじゃんけんがそのまま輸入されているのですね。
中国や韓国など、日本の影響が大きかった国は現地の言葉でグー、チョキ、パーを言いながら、じゃんけんをしています。
他のアジア圏は全て調べたわけではないですが、現地でなじみのある動物や鳥が入ることが多いようです。

日本から見て、一番変わってるのがフランスで、出す手が3つではなく4つ。グー、チョキ、パーに井戸(グーの指を少し浮かせたもの、ずいずいずっころばしの手ですね)が入ります。
なんだか面倒くさそうに思いますが、実際に全校集会でフランスの方指導でやってみたところ、普通のじゃんけんより早く決着がつき、みんなでびっくりしたことを覚えています。
井戸がどんな働きをするのか、ぜひ調べてください。

じゃんけんにまつわる話はほかにもあって面白いので、また、機会がっあたらご紹介します。 

百人一首療育の実践とその効果をご紹介

新たに始めた百人一首を活用した療育についてご紹介します。

百人一首は、美しい和歌を楽しむだけでなく、記憶力や集中力、言語能力の向上にも効果的です。


具体的には、以下のような効果が期待できます。
・記憶力の向上:歌を覚えることで、記憶力が自然と鍛えられます。
・集中力の強化:カルタ取りを通じて、集中力や瞬発力が向上します。
・言語能力の発展:和歌を読むことで、語彙力や表現力が養われます。

今後も百人一首を活用した療育を続け、さらに工夫を凝らしていきます。

ぜひご期待ください!

体の不思議

先日、かつてサッカーの指導をしていたメンバーに会いました。
みんなすっかりおじさんになっていて、サッカー少年の面影さえもなくなっていましたが、楽しい時間を過ごすことができました。

その中のメンバーの何人かは今でも少年サッカーの指導に携わっている者がいます。
そのうちの一人が、
「この前の試合でPKになった時、先生から教わったことを伝えたら、後で尊敬されましたよ。」
と嬉しい報告が。

その内容は実に些細なことで、もう、常識の一つなのですが、まずは必ず踵を挙げておくこと。
人間は踵が地面についた状態だと、動き出せないのです。動くときに必ず踵を持ち上げるため、この時間を短縮するためのもの。
また、実際にやってもらうとよくわかるのですが、腕をぴんと伸ばしてしまうと、それ以上左右に動けなくなるというものもあります。

また、これはサッカーというよりバスケットボールで多い場面なのですが、2人でボールを取り合う「ヘルド」となった時、小指から力を入れるようにすると力がぐっと向上します。

このような小ネタでごまかしていたんだなあとちょっぴり反省しました。

でもこういったちょっとしたことで体の動きや力の伝わり方が違うのは面白いですよね。

日々の支援の中でも、不思議で面白いことを見つけて子どもたちに伝えていきたいと思います。 

SST教室「物事の仕組みを理解しよう!」(富士見教室)

今回のディスカッションのSST教室のテーマは「物事の仕組みを理解しよう!」です。

例えば、カレーを作るための材料は何が必要でしょうか?
また、車は何を燃料にして動いているでしょうか?

「何かを作る材料が何なのか?」や、「何かをするために何が必要であるか?」など
世の中の仕組みをだいたい知っておくことは必要なことです。

今回はこのような「物事の仕組み」についてクイズ形式で学んでいきました。
まず、こちらが用意したクイズをみんなで考えた後、児童・生徒が考えた「世の中の仕組みクイズ」を出題し合いました。



今回もみんな活動的に取り組みました。
楽しみながら世の中の仕組みについて学ぶことができました。

相之川教室1周年、感謝!!

相之川教室は昨年6月のオープンから、1周年を迎える事が出来ました。

ご利用者様をはじめ、各関係機関の皆様のご協力を頂き感謝致します。
ありがとうございます!

当初はご利用の少ない日も有りましたが、お陰様で「コミュニケーション講座」や「ビジョントレーニング」等々のコンテンツも充実し、ご利用希望を沢山頂けるようになりました。

子供達も、昨秋からは児童発達支援の受け入れもスタートし、この春には11名の新1年生も教室に通っています。

最初は殆どお話が出来なかった子が、友達やスタッフと楽しそうに話せる様になったり、なかなか机に座って居られなかった子が、30分~1時間と集中して学習出来るようになったり、・・・。
みなさん、それぞれのペースで成長していく姿を見ると、教室をやっていて良かったなぁ~!と感じる事が出来ます。

引き続き、子供達と一緒に我々スタッフもチャレンジし成長させて頂きます。

どうぞよろしくお願い致します。

イベント「ジャグリングショー&体験①」(入船教室)

先週の土曜日、千葉東高校のジャグリング同好会、2年生7人が入船教室まで遠征に来てくれました!
ジャグリングを披露してくれたり、子どもたちにジャグリングを教えてくれました。

高校生一人ひとり自分の得意技というのがあるようで、自分と相性のいいジャグリングを一種類ずつ披露してくれました。

子どもたちは、日頃見ることのできないジャグリングを少したりとも見逃さないようにと、高校生の一挙手一投足をとても集中して見ていました!

ちょっとしたハプニング?があり、ディアボロという中国ゴマが入船教室の3m弱の天井を遥かに越えることが判明!前日から近くの公園でやろうと方針転換をしました。
ピンチはチャンス!?公園に移動したことで、開放的な場所でショーを見ることができました。
そこには、子どもたちがきらきらと目を輝かせ、本当に楽しそうに見ていました。 

→続きは次週へ続きます!         

6月の暑さと子供たちの夏服

6月中旬になりました。

6月だというのに、暑い日が続いています。
子供たちの制服も冬服から夏服に衣替えしました。

新学期当初の冬服と比べると、窮屈さを感じず、動きやすそうな格好になりました。
見た目も涼しげになったので、暑さに負けず生活していってほしいと思います。

もぐらたたき×かけ算学習

A君は、PC学習ソフト「ランドセル」にある、「もぐらたたきかけ算クイズ」を使ってかけ算九九を学習しています。
表示されたかけ算問題と答えが等しいカードを持っているもぐらを見つけて叩くものです。
もぐらの形や動きがユーモラスなので楽しみながらかけ算九九をスムーズに覚えることができました。

SST教室「言葉だけで説明しよう!」(富士見教室)

今回のディスカッションのSST教室のテーマは「言葉だけで説明しよう!」です。

指名されて前に出た人(出題者)が名前を言わずにあるものを言葉で説明して、そのほかの人が、それが何なのかを答える、クイズ形式で行いました。

例えば、「鉛筆」であったら
「これは、細長いです。」
「これは、木でできています。」
「これは、字を書く道具です。」
など言葉でそのものを説明しました。

出題する生徒も答える生徒もよく考えて活発に取り組んでくれました。

何かを言葉で説明するということは難しことですが、とても重要なソーシャルスキルです。
今後もこのような活動を行うことで、ソーシャルスキルを向上させていければと思います。

編み物

休み時間にコツコツと編み物をしている生徒がいます。
写真の道具をつくり、マフラーをつくっています。

毛糸を棒にかけては、隣の棒にうつってまた毛糸を棒にかけ・・・
というのを黙々とくり返しています。
徐々にマフラーが伸びていくのが嬉しいようで、細かい作業もなんのその。

とってつけたようですが、これも微細運動の1つですね。

引っ張りあげるべき毛糸を見つめ、
そこへ指先を運び、
つまんだ毛糸をそっと引き上げながら、
棒にかかるよきところで指をはなす・・・・

よく頑張りました。
また次回続きをやりましょう。