タグ: 日々の積み重ね

聴覚の訓練~「案ずるより産むが易し」~【北栄教室】

スタッフがことわざを読み上げると、子どもは注意深く聞き、すぐに書き出します。
聞き慣れない言葉なので、時々聞き間違えることもあります。
だからこそ、子どもは口の動きや音に集中し、一生懸命取り組みます。

書くときは、頭の中の音が消えないように一心不乱。
続けるうちに、長い文もできるように。

「聞きたい音に集中する力」
「聞いた音を理解して整理する力」

授業の多くは耳からの情報です。
だからこそ、こうした活動を通して「聞く力」を土台から育てることは、とても意味があります。

「やってみたら意外とできた!」という体験が、子どもの自信につながっていきます。

はじめてのロボット~【原木中山教室】

 

K君は今回はじめてロボット作りに
挑戦しました。最初説明書を読みながら
ロボットのパーツを組み上げていった
のですが、なかなか組み上げることが
できません。途中で何度もパーツの
組み替えをしました。ところが
あるタイミングでこつをつかみ、
それ以降はスムーズに組み立てることが
できました。すばらしいできばえです。
ロボットを作ることは、手順書に基づいて
手先を器用に使いながら完成させていくので
脳の発達に著しく良い効果があります。
またこのような経験は、集中力や問題解決能力を
育む(はぐくむ)大きな助けとなります。
今後も新しいロボット作りにチャレンジ
してみて下さい。期待しています。 

 

SST教室「質問に答えよう!」「具体的に説明しよう!」(富士見教室)

4月19日(土)にSST教室を行いました。
今回のテーマは「聞かれた質問に答えよう!」、「具体的に自分の好きなものを説明しよう!」です。

SST教室3質問に答える

先生からの質問に「はい」か「いいえ」で答えることに始まり、質問を受けて一言で答えること、最後に、自分の好きなものをみんなの前で具体的に説明しました。

中には、自分の好きなものを説明する文章を書くことに時間がかかっている生徒もいましたが最後まで書ききり、全員みんなの前で発表しました。


今回、生徒たちが好きなものとして発表してくれたものは、「鬼滅の刃」「やり投げ」「東京メトロ線、JR線」などでした。

SST教室に参加している児童・生徒は人前で発表することに少しずつ慣れてきており、継続することの大切さを実感します。

どんな人生も主人公は自分です

最近、9年間の自主的不登校から高校受験一発合格し、現在はグラフィックデザインの専門学校入っている知人の息子の話を聞きました。

12歳の頃は、人前に出ても全く話せず、子供会で来年の目標を一人一人言う場面も
「えっとー」を連発して結局何も言えずじまい。

しかし、高校受験前の15歳の頃、
母の出張料理教室のアシスタントで仙台に行った時には自分の目標を人前で言えるようになっていた。

母も驚いたそう。

何が彼を成長させたか?

小さい頃から自然体験など(薪割り、畑の手伝い、鶏小屋の掃除など)、色んな体験をさせて来たこと。

母の働く姿をアシスタントとして間近で見て来たり、料理教室の生徒の話を聞いたりしていく、ある意味社会体験をして来た蓄積があったから、自身のやりたい事が見つかり、それに向けて学習も頑張れたのでは、とのことでした。

もちろん学習はおうち学習なので、母親が毎日仕事と家事の傍らでしっかり見て来ました。
ですので学習面での劣等感はあまり感じなかったそう。

現在描くデザイン画は、自然の恵みだったり、畑の植物からヒントを得たものが多いそう。

彼は庭の柿を使った干し柿作りもプロ並み。

全てを真似することは出来なくても、一つだけでも今後取り入れていけそうな貴重な事例でした。

勉強は「しつこく」

2学期に入り、試験の時期になりました。

ここで常に結果を出す子と出さない子の違いの一つは、
「しつこさ」
です。

試験範囲のワークをやらない子は論外として、
一度さらっと学習し、間違えたところを復習しない子は
中くらいの成績
間違えたところを中心に2回、3回繰り返す子は
常に上位の成績
を保っています。

日々、色んなことに忙しいかと思いますが、この「しつこさ」こそが成績を上げ、強いては大人になっても色んな願い事を叶える大きな力を持っていることを心に留めて日々を大切に過ごしたいものです。

高校受験を見据えた夏休みの学習計画:今からできる準備とは

こんにちは!今回は、高校受験を見据えた夏休みの学習計画についてお話しします。
高校受験は大きなチャレンジですが、夏休みの期間を有効に活用することで、スムーズに進むことができます。

まず、長期目標として「学習の土台部分を育成し、受験へつなげる」を設定しましょう。
基礎がしっかりしていれば、応用問題にも対応できるようになります。
次に、具体的な短期目標を設定します。
たとえば、1ヶ月である単元をマスターする、毎日30分は必ず学習するなど、小さな目標を積み重ねていきましょう。

また、学習だけでなく、取り組む姿勢も重要です。
集中して取り組む時間を増やし、効率的な学習方法を見つけることが成功への鍵となります。

夏休みを有効に活用し、高校受験に向けた準備を進め、
自信を持って挑むことができるよう、一緒に頑張りましょう!

SST教室「こうするとどうなる『未来予想』」(富士見教室)

今回のSST教室のテーマは「こうするとどうなる[未来予想]」です。「想像力を鍛えよう」という内容です。


最初にこれから起こる出来事を説明し、その結果どうなるかを4つの選択肢の中から可能性が高いものをみんなで話し合って考えました。

「これとこれどっちも考えられるけど、こっちの方が可能性が高いかな?」
など意見も活発に出てきました。

例えば、普段の生活でも、先に宿題をやらずにゲームなどで遊んでしまい、後悔することなどあると思います。未来予想、想像力を鍛えることは重要ですね!

SST教室「物事の仕組みを理解しよう!」(富士見教室)

今回のディスカッションのSST教室のテーマは「物事の仕組みを理解しよう!」です。

例えば、カレーを作るための材料は何が必要でしょうか?
また、車は何を燃料にして動いているでしょうか?

「何かを作る材料が何なのか?」や、「何かをするために何が必要であるか?」など
世の中の仕組みをだいたい知っておくことは必要なことです。

今回はこのような「物事の仕組み」についてクイズ形式で学んでいきました。
まず、こちらが用意したクイズをみんなで考えた後、児童・生徒が考えた「世の中の仕組みクイズ」を出題し合いました。



今回もみんな活動的に取り組みました。
楽しみながら世の中の仕組みについて学ぶことができました。

子どもの変化が何よりも嬉しいと感じます!

入船教室には、日常の生活習慣から学び直しを行ってほしい、というお子さんもいます。
自分の気持ちを表現することが苦手な部分もあり、支援の仕方がなかなか決まらなくて、しばらくは手探りで進みました。
まずは、
机に座れる時間を少しずつ長くする
動物絵合わせカードをする
ソフト積み木にチャレンジする
といった色々な内容に取り組み、教室やスタッフに慣れること、経験を積んでいくことを中心に支援していきました。

教室に通い始め、しばらく行き渋りがあったのですが、DIDIM(ディディム)をきっかけに良い変化が現れます。ある日、他のお友達がDIDIMに取り組んでいるのを見たとたん、ものすごい笑顔を見せ、時々まねをしたり、参加したりしてくれました。

そして、自分で独自にトランプ遊びを編み出しました。ルールは、「大きな数を出した人が勝つ」というもので、ジャック、クィーン、キング、ジョーカーの役割を全て理解して、お友達と楽しみました。
他にも、風船バレーでは、とてもうまく風船を叩き、楽しみながら参加していました。

本当に色々な体験を積み重ねて成長を見せてくれています。

すると、当初の目標である生活習慣も徐々に身に付き始めました。
自分の靴を自分で片づけたり、自分が遊んだらすぐに片付けができるようになりました。

最初の頃に比べできる事が増えていくことで、とても楽しく過ごせています。
一歩一歩、目を見張るような成長を遂げていている姿を目の当たりにし、これからの成長がさらにが楽しみになってきました!

2つの数字の和の暗記

12-7の繰り下がり問題。

解き方は、例えば10を基準に、
12から10までで2、
10から7までで3、
最後に2+3=5、と計算ができます。

当たり前のことですが、大きな数の計算ができるようになるためには、
その手前の小さな計算に習熟(暗記)している必要があります。

今、小1の生徒が、繰り上がりのない1桁どうしの計算の暗記に挑戦しています。

チョキとパーのイラストなら、7
両手3本ずつ指をたてたイラストなら、6
とイラストのイメージを使った課題を行っています。

比較的、小さな負荷で取り組めるのでサクサクとこなしてくれます。

是非はわかりませんが、身体感覚とも結びついているようにも感じるので、ここでは積極的に取り入れています。

計算に対する苦手意識をつくらないよう、教材を工夫しながら進めていければと思います。