タグ: 微細運動

紙ちぎり

指先や手のひらへの刺激を与える訓練として紙ちぎりを行いました。
鉛筆の握りを安定させる目的で行っています。

最初は「びり、びり、びり・・・」と、そっとやぶいていましたが、
後半は、手でガッと握って、大胆に左右に引っ張ってくれました。

やぶく行為というのは、やっちゃいけないこと、という感じもあるからか、なんだか楽しそうでした。
また今度もやりましょう。

ロボットもマッチョに

今月のロボット教室は馬型のロボット「パカラー」

ですが…なんだか足が短い?
聞けば「アメリカバイソンにしたんだ」そうです。

頭が重いのも合わさって、うまく歩くことができませんでしたが、
体を支える補助パーツをつけたり、重心を調整したり…
試行錯誤の末歩かせることに成功!

障害物を押しのけながら進む姿は、
力自慢の生徒らしい作品に仕上がりました。

並べてもよし、積んでもよし

パタパタパタパタッ…!
最後まで上手に倒れると何だか嬉しいドミノ。
楽しみながら集中力や指先の力などを養うことができます。

時には積み木のように積んで遊ぶのも一興。
「これは…youtuberの○○!」
「知ってる!」

見立て遊びにも、ふと時代の流れを感じるスタッフでした。

鉛筆の握りと筆圧の安定感

小学1年生は、鉛筆をもちはじめて間もないので、筆圧や握り方が不安定なことがあります。
そこで、手のひらへ発達に必要な刺激を与えるワークを行っています。

一般的に手のひらの感覚は小指側から発達すると言われており、
小指、薬指が土台として使えるようになる、というのが最初のステップなるそうです。

トレーニングとしては、力一杯に握ることと(綱引きやぶらさがり)、手のひらに体重をのせる(はいはい、ぞうきんかけ)がよく行われるそうです。

今回はスタッフと一緒にタオルを使った綱引きを行いました。
自分よりも大きな体の人を、ぐいっと引っ張るのが面白いようで、遊びながらワークを行うことができました。
また今度も遊ぼうね!

紙のお寿司

A君は色紙でいろいろなものを作るのが得意です。
今回は色紙を切っておいしそうなお寿司を作ってくれました。

色紙を切ったり折ったりして工作物を作るのは脳の発達に大変良い効果があります。

これからも素晴らしい作品をたくさん作って下さい。
楽しみにしています!

タキビを囲んで

こちらは「タキビブロック」


ピンセット(火ばさみ)を使って、カードの指示通りに小さな積み木を積んでいくゲームです。

シンプルなルールですが、ブロックが小さいので、
バランスや力加減が意外と難しく、指先の訓練にもなります。

焚火のはぜるBGMをかけて、おしゃべりしながら薪をくべれば、雰囲気も抜群です。
勉強の息抜きに、1卓いかがですか?

イベント「アイロンビーズ」(東中山教室)

今回のイベントでは、アイロンビーズを行いました。

作りたい図案を選んで、色を選んだら作成スタート!!
上から作る子や周りを作ってから中を埋める子など、それぞれのやり方で作り始めました。

みんな、バランスなどにも気をつけながら、よく集中して取り組んでいました。
特にキャラクターを作った子は、時間が足りなくなるほど集中していましたが、難易度の高さから途中になってしまいました。
後日、最後まで続け、完成したらこちらでアイロンをかけみんなに返却します。

楽しみに待っててね!!

新年度がスタートし、支援も強化(入船教室)

入船教室では、4月になって、新しく7人の子どもたちが伸栄に通い始めました。
顔ぶれが変わることで、今まで通いなれている子どもたちは色々と新しい子供たちに教えてくれたり、急にお姉さんやお兄さんとなってくれたりしています。
新しいメンバーを自然と受け入れてくれる子どもたちの協力体制がとても見事です。

そして、お兄さんやお姉さんに囲まれながら少しずつ、緊張をほどいて自然体になっていく新しい子どもたち。
そうだよね、新し場所になれるって、とっても大変だよね。

偶然、新しい子どもが水曜日に通うことが重なり、今までの入船教室の雰囲気が一気に変わりました。

新年度ということもあり、最近、ビジョントレーニングの一環で「お手玉を投げて取る」ことを始めました。
なかなか上手くできない子もいて、下を見ないで上を見ようと声掛けをしても、いったいどこを見たらいいのか混乱するお子さんもいました。
あとは、けん玉をやったり、コグトレ(影絵から影絵じゃない動物を探す)、迷路、点つなぎ等をこなしていくことで、少しずつ目の使い方を学んでいます。

また、一階にあるDIDIM(室内トレーニングマシン)では、体幹強化のために、グーグージャンプや、グーパージャンプをしたり、シャトルランをしたりして、身体のバランス力を鍛えています。

かつての日本では田植えをしながら歌を歌ったり、お祭りで盆踊りを踊ったりしてして育んできたものがあります。
現代では、リズムダンスの様なリズムをとる動きも昔とは違った形として取り入れられています。
違う形であっても勉強、スポーツ、体幹、ビジョントレーニング、SSTなどに取り組んでいくことで、優しく思いやりの気持ちを持てる大人になることにも関係してくると思います。
こういった新しい取り組みを積極的に取り入れることができる伸栄学習会。
スタッフながら素敵だな、と思っております。

つくってあそぼう!紙工作イベント紹介②「紙とんぼ」(北栄教室)

紙工作教室で作るもののご紹介第2弾です。
前回紹介いたしました「吹きごま」も人気がありましたが、この紙とんぼも不動の人気を持っている作品です。
シンプルな構造ですし、すぐに遊べるので、ぜひ作ってみてください。

【紙とんぼ】
紙(工作紙)で作る竹とんぼです。
 材料:工作紙、竹串、接着剤(ボンドなど)
 使用工具:ハサミ、千枚通し 

 【作り方】
1.工作紙を 10cm×1cm (1枚)
       5cm×1cm (2枚)      
       2cm×1cm (2枚)  に切ります。

 

2.10cmの紙の両端に5cmの紙をT字型に貼ります。

3.中心部分に2㎝の紙をはさむように 貼ります。

4.真ん中に千枚通しや錐で穴をあけます。

5.竹串に接着剤を少しつけ、穴に差し込みます。 

6.竹串の先端をハサミでカットします。

7. 羽の付け根をしっかり持って利き腕の方を手前に、反対側を奥にねじります。(このねじりがポイント!)

8.完成です。飛ばして遊んでみましょう。

工作用紙に色を付けるときれいです。※想像以上に飛ぶので飛ばす場所などご注意を。
※竹串は尖っていますので取扱注意です。

みなさんも一緒に作ってみませんか?
後日北栄教室よりイベントをご案内します。
お楽しみに♪

立体パズルと固有感覚

「あと1こ!!」
ブロックすべてを使ったタワーが完成間近・・・
近くにいた生徒は、緊張感でつい手で顔を覆います。

・・・・バラバラバラッ!!

学習後や休み時間に「エルジパズル」というもので遊びました。
指定の図形をつくったり、立方体をつくったりすることができます。

こういった遊びは、発達にとても大切な基礎感覚の1つ「固有感覚」を伸ばすことにつながります。

固有感覚は、体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚です。
目や耳などの五感とは異なり、体の内部にある感覚器によって感知されるものです。

この感覚が鈍感だと、
文字がうまく書けない、細かい作業が苦手、力加減の調節が苦手、姿勢が悪くみえる、ぶつかったり転んだりしやすい、
といった、いわゆる「不器用」と言われてしまうような、困りごとが生じる可能性があります。

発達を促すトレーニングには、体全体を使うものや、
上記の積み木のような細かな運動が効果的だと言われています。

こういったゲーム感覚で楽しめるもので、いろんな力を伸ばしていければと思います!

次は誰がタワーを完成させられるでしょう・・・!?