富士見教室では、3/20の春分の日に紙飛行機競争イベントを行いました。
まず、インターネットで調べた「よく飛ぶ紙飛行機」の作り方を見て作ったり、自分なりの紙飛行機を作ったりしました。
その後、自分で作った紙飛行機を持って近くの公園で実際に飛ばしてみました。
思い通りに飛んだり、思ったよりも飛ばなかったりしましたが、普段あまり外へ出かけることが少ないため参加した児童・生徒は楽しそうに過ごしていました。
今後も機会があったら外へ行くイベントを企画したいと思います!
富士見教室では、3/20の春分の日に紙飛行機競争イベントを行いました。
まず、インターネットで調べた「よく飛ぶ紙飛行機」の作り方を見て作ったり、自分なりの紙飛行機を作ったりしました。
その後、自分で作った紙飛行機を持って近くの公園で実際に飛ばしてみました。
思い通りに飛んだり、思ったよりも飛ばなかったりしましたが、普段あまり外へ出かけることが少ないため参加した児童・生徒は楽しそうに過ごしていました。
今後も機会があったら外へ行くイベントを企画したいと思います!
④から続きます
https://ho-kago-day.com/?p=10396&preview=true
そしてもう一つは、
内田産婦人科医院の
内田美智子先生が書いた、
「いのちをいただく」
という絵本のもとになったお話です。
この絵本、ぜひともご購入いただいてクラスの子どもたちやご自分のお子さんに読み聞かせてあげてほしい、
そんな願いを込めてご紹介しますね。
http://shop.nishinippon.co.jp/asp/ItemFile/10000238.html
-------------------
坂本さんは、食肉加工センターに勤めています。
(中略)
ある日、一日の仕事を終えた坂本さんが事務所で休んでいると、一台のトラックが食肉加工センターの門をくぐってきました。
荷台には、明日、殺される予定の牛が積まれていました。
坂本さんが
「明日の牛ばいねぇ…」
と思って見ていると、助手席から十歳くらいの女の子が飛び降りてきました。
そして、そのままトラックの荷台に上がっていきました。
坂本さんは
「危なかねぇ…」
と思って見ていましたが、しばらくたっても降りてこないので、心配になってトラックに近づいてみました。
すると、女の子が牛に話しかけている声が聞こえてきました。
「みいちゃん、ごめんねぇ。 みいちゃん、ごめんねぇ…」
「みいちゃんが肉にならんとお正月が来んて、じいちゃんの言わすけん、みいちゃんば売らんとみんなが暮らせんけん。 ごめんねぇ。 みいちゃん、ごめんねぇ…」
そう言いながら、一生懸命に牛のお腹をさすっていました。
坂本さんは
「見なきゃよかった」
と思いました。
トラックの運転席から女の子のおじいちゃんが降りてきて、坂本さんに頭を下げました。
「坂本さん、 みいちゃんは、 この子と一緒に育ちました。
だけん、ずっとうちに置いとくつもりでした。
ばってん、みいちゃんば売らんと、この子にお年玉も、クリスマスプレゼントも買ってやれんとです。
明日は、どうぞ、よろしくお願いします」
坂本さんは、
「この仕事はやめよう。もうできん」
と思いました。
(中略)
牛舎に入ると、みいちゃんは、他の牛がするように角を下げて、坂本さんを威嚇するようなポーズをとりました。
坂本さんは迷いましたが、そっと手を出すと、
最初は威嚇していたみいちゃんも、しだいに坂本さんの手をくんくんと嗅ぐようになりました。
坂本さんが、
「みいちゃん、ごめんよう。みいちゃんが肉にならんと、みんなが困るけん。ごめんよう…」
と言うと、みいちゃんは、坂本さんに首をこすり付けてきました。
(中略)
牛を殺し解体する、その時が来ました。
坂本さんが、
「じっとしとけよ、
みいちゃんじっとしとけよ」
と言うと、みいちゃんは、ちょっとも動きませんでした。
その時、みいちゃんの大きな目から涙がこぼれ落ちてきました。
坂本さんは、牛が泣くのを初めて見ました。
(後略)
出典:「いのちをいただく」
内田美智子・諸江和美 著
西日本新聞社
⑥に続く…!
教室で、揃ってPC学習に取り組む子どもたちの後ろ姿が頼もしく、集中している時は空気感も研ぎ澄まされている感じが伝わります。
予定の学習が終わると、PC学習やeスポーツに取り組んだり、写真右の立体パズルで自由に創作活動をする子どもたち。
以前のブログでも紹介しましたが、子どもたちは立体パズルを使いたい時に
「(仲間に)いれて!」
と声を掛けることが出来るようになり、一緒に大きな建造物を作り上げると達成感も得られるようで、子どもたち同士で仲良くやり取りが上手になっています。
将来、建築士…も誕生するかもしれませんね!
③から続きます
https://ho-kago-day.com/post10394/
-------------------
「いただきます」「ごちそうさま」をなぜ言わなければならないか分かりますか?
「いただきます」の意味の一つは、「作ってくれた人の命をいただく」ということです。
命とは時間です。
ある人が80歳で亡くなったとしましょう。
ということは、80年間という時間が、その人の命だということです。
今朝、みなさんのお母さんは、30分かけて朝ご飯を作りました。
今日の夕食、お母さんは、1時間かけて夕ご飯を作ります。
その朝ご飯にはお母さんの30分ぶんの命、夕ご飯には1時間分の命が込められているのです。
みなさんが生まれてから今日までの間、
お母さん、お父さんは、自分の命の時間を使って、みなさんを食べさせてきたのです。
そして、これから親元を離れるまで、ずっと、みなさんは、お母さん、お父さんの命の時間を食べていくわけです。
「いただきます」の意味の一つは、「作ってくれた人の命をいただく」ということです。
食べ物を粗末にすることは、作ってくれた人の命を粗末にすることです。
心を込めて、「いただきます」「ごちそうさま」を言いましょう。
食べ物を作ってくれた人に感謝の気持ちを忘れないようにしましょう。
出典:「自炊男子~
『人生で大切なこと』が見つかる物語」
佐藤剛史 著 / 現代書林
⑤に続く
②から続いています
https://ho-kago-day.com/post10392/
生きていくための栄養を、自分の力で作り出すことができるからです。
私たち動物にはそれができません。
だから、どうしても他の生き物を「食べる」必要がある。
動物だろうが植物だろうが、
どんな生き物であっても、
自分の命の限り精いっぱい生き続けたい、
そう願って生きているんだと私は思います。
私たち動物は、
そんな他の生き物の「いのち」を奪わなければ、
一時も生きていくことができない、
悲しい宿命を背負った生き物なんです。
食を考えることは、命について考えることです。
このことを、どうやって子どもの心に響かせるのか、
そして、どうやって子どもの心に火を灯していくのか、
それが、きっとプロとしての教師の仕事なんだろうと思うんです。
私の心に深く残っているお話が
二つありますので、
ここでご紹介します。
一つは、
九州大学大学院助教授の
佐藤剛史先生が書いた、
「自炊男子~ 『人生で大切なこと』が見つかる物語」
の中に出てくるお話です。
http://www.gendaishorin.co.jp/book/b89095.html
④に続く!
Yさんはお父さんやお母さんが大好きです。
その気持ちを絵にして二人に渡すことにしました。
一生懸命絵を書いて素晴らしいお手紙を作ることができました。
その優しい気持ちをこれからもずっと持ち続けて下さい。
お父さんやお母さんはきっととても喜んでくれると思います。
①から続いています
https://ho-kago-day.com/post10390/
よく考えてみるとですよ、
子どもたちはおそらく、
似たようなことを何回も聞いているはずなんです。
でも、残念ながら、それが多くの子どもたちの心に響いていないのが現状ではないでしょうか?
それどころか、
給食指導の時間にですよ、
「ちゃんと いただきますを言わんね!」
「ごちそうさまは?」
「はい、合掌していない人がいるからやり直し!」
なんて、
つい言ってしまうことって、ありますよね?
中学2年生の理科で、
「動物の生活と種類」という
単元がありまして、その中で動物と植物の違いについて学習します。
動物と植物の一番の違いは何か?
それはですね、
「動物は、 食べるために 動かなければならない。
植物は、 食べる必要がないので 動かなくていい」
です。
植物は動けない、
じゃないんです。
動かなくていいんです。
なぜか?
③に続く…!
伸栄学習会グループの通信制高校「松陰高等学校」から依頼があり、放デイスタッフが特別講師として授業を行いました。
テーマは「法学部のこと介護の仕事のこと」です。
スタッフが法学部出身であり、法学部では何も学ぶのか生徒に伝えました。
また介護の仕事を経験したことがあるため、介護の仕事内容や大変だったことなど質問がありました。
ある方の投稿をシェアさせて頂きます。生きる上で
とても大切なお話です。
====================
【いのちをいただく】
「いただきます」って、日本ならではの言葉なんだそうです。
だから、この言葉を知らない外国の人は、
「いただきますって、何ですか?」
「それは、神に対する祈りですか?」
と聞いてきます。
もしもですよ、みなさんが子どもたちに、
「なんで食べる前に『いただきます』 って言わなきゃいけないの?」
って聞かれたとしたら、どう答えますか?
たぶんですね、
みなさんは、
「それはね、 命をいただく動植物、 食料を生産してくれた人、 そして調理してくれた人に 感謝するためなんだよ」
って答えるんじゃないかな、と思うんですけど、
子どもたちにその話をして、はたしてどれくらいの子どもたちが
心から納得するでしょうか?
②に続く…!
3月。この時期といえば、やはり卒業式ですね。
今年もたくさんの子どもたちが卒業式を迎えました。
ただ、今年は天気の移り変わりが激しく、せっかくの卒業式も晴れの日と雨の日で明暗が分かれることとなりました。
天気の影響は卒業生だけでなく、式に出席した保護者や在校生たちにも及び、
「晴れてくれて助かった」
「雨で大変だった」
など、さまざまな感想が聞かれました。
早く天気が安定して、暖かい日が続いてほしいものです。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。