タグ: 児童発達支援

イベント「万華鏡制作」(5丁目教室)

7月の工作教室では、万華鏡作りに取り組み、鏡の反射を使った景色を楽しみました。
鏡を合わせる際に、汚れを付けないように慎重に合わせる作業に緊張した!と笑顔が見られる一幕も。

また、デザインを工夫して作る子や遊び方を模索する子もいて、楽しんで制作する様子もありました。

学習に抵抗がある生徒へのアプローチ

学習に「やりたくない」と感じる生徒に対しては、その背景にある「分からない」という不安やつまずきを理解し、寄り添う姿勢が大切だと考えます。
ある小学5年生の生徒は少数の割り算に取り組む中で「やりたくない」と発言されていました。理由を探ると九九の理解につまずいていることが分かりましたが、九九をやり直すことにも抵抗がありました。
そこで、手芸や図工が好きな生徒の特性に合わせ、「九九表」を一緒に制作することを提案すると、楽しんで取り組む姿が見られました。

このように、一人ひとりの性格や興味をふまえた対応を通して、「やりたくない」を「やってみる」に変えていくことが大切だと感じました。
少しでも生徒の皆さんの力になれるようサポートさせていただきたく思います!

子どもが見つけた襖の可能性

こんにちは、伸栄学習会 末広教室です。

ある日の休み時間。
子どもたちがピタゴラス(磁石の知育玩具)で遊んでいると、ひとりの子が何気なく襖にペタッ!

「えっ!?襖に磁石がくっつくの?」

スタッフ一同びっくり。
襖には金属素材が中に使われていることもあり、実際に磁石がつくこともあるんですね。

◆ 「知らないことを知る」ことのはじまり
普段「先生」と呼ばれ,教える立場にいるとなんでもわかっていると錯覚してしまいます。そんな指導員にソクラテスの「無知の知」を思い出させてくれました。

「自分が知らないということを自覚することが、本当の知のはじまりである」

子どもたちは、“自分が知らない”なんて考えもしないまま、無自覚にから行動します。

でも、その無邪気な行動が、
大人が知らなかった世界を教えてくれる。

知らないことに気づき、驚き、学び直すきっかけをくれたのは、
ソクラテスではなく、目の前の子どもたちでした。

◆ 発見は、環境をも変える
この気づきをきっかけに、私たちは避難経路図を磁石で襖に掲示することにしました。
貼り替えが簡単で、目に入りやすく、柔軟な対応ができるようになったのです。

子どもの自由な発想が、施設の工夫へとつながる。
それは単なる“遊び”ではなく、知と創造のきっかけでもあります。

私たちは、そんな子どもたちの姿勢から、教える以上のことを学んでいるのだと感じています。
これからも、学び合える姿勢を大切にしながら、子どもたちとともに、日々成長していきます。

見学・体験受付中
伸栄学習会 末広教室
お電話:047-323-6982
メール:shin-ei@shin-ei-kai.com

8月に突入!

夏休みに入り、もう8月となりました。

夏休みワークを持って来る生徒、学校の宿題は家で既に終わらせてしまった生徒と実に様々です。

この夏休み、どうか
五感に刺激を与える様な
普段出来ない、新しい体験に
是非チャレンジしてみてください。

好きなこと、楽しい経験が一つでも多い程、大人になって自分の生きる力に太く繋がります。

生きる道は沢山ある。
選択肢の幅は人生経験の幅かと
実感することでしょう。

ワクワク、ドキドキの体験話を
教室でお聞きする日を楽しみにしております。

今年もやってきた土用の丑の日

先日は「土用の丑の日」でした。

昔から夏の土用の丑の日には、「う」の付く食べ物を食べて無病息災を祈願する風習がありました。現在では、栄養価が高く、夏バテ予防や食欲不振の解消に効果があるとされる鰻を食べる習慣が広く定着しています。

教室でも、鰻を食べた子どもたちが「鰻食べたよ!」と元気いっぱいに話してくれました。その姿からも、しっかりとスタミナをつけた様子が伝わってきました。

なお、土用の丑の日は年によっては夏の間に2回あることがあり、今年もその“2回ある年”に当たります。昨年に続いて、2年連続ですね。2回目の丑の日は 7月31日(木)。先日食べそびれた方も、まだチャンスがあります!

鰻に限らず、栄養のあるものをしっかり食べて、暑い夏を元気に乗り切っていきましょう。

発達サポートセミナーに参加して(相之川教室スタッフ)

7/21、児童精神科医の先生のセミナーに参加しました。
相之川教室からもお忙しい中、ご参加いただきありがとうございました。
ご友人を誘って下さった方もいらして嬉しかったです。

セミナーの内容はとても興味深く、子供に接する上での心構えやテクニックもお話しいただきました。
参加後の感想に、「毎月1回開催して欲しい」と書かれている保護者様もいらっしゃいました!

児童精神科医という心強い相談先があるので、私達スタッフも皆様により良い情報提供が出来るよう学んで行きたいと思っています。

「人工イクラ作りイベント」を開催しました(富士見教室)

7月21日(月、祝日:海の日)に富士見教室では、科学実験・科学工作イベントとして「人工イクラを作ろう!」イベントを行いました。

まず、どんな薬品を使うと人工イクラを作ることができるかを説明し、その後実際にスポイトを使って人工イクラをプラコップの中で作ってみました。

参加した児童・生徒はみんな楽しそうに行うことができました。
自分たちで作った人工イクラは袋の中に入れて、お家へ持ち帰りました。
夏休みの思い出、また自由研究の一助になったかなと思います。


今後もまた行う予定ですので、今回ご都合が合わなかった方も次回以降興味があればご参加ください。
もしかすると他の教室でも行うかもしれません!?

紙の風鈴(ふうりん)

夏といえば、すずやかな音色をもつ風鈴が思い浮かびます。
今回は原木教室のみんなが力を合わせて、紙製のオリジナルの風鈴を作りました。
カラフルな紙を使って鈴の部分を作り、それにみんなの願いを書いた短冊をつるしました。ゆらゆらとゆれる風鈴には、一人ひとりの優しい思いがこめられています。

さらに、夏をいろどる花の「あさがお」も折り紙で作り、風鈴とともにすだれにかざりつけました。
見た目にもすずしげで、まるで夏の景色がそこに広がっているかのようなすてきな作品にしあがりました。

これらの作品づくりをとおして、みんなの気持ちが自然とおだやかになり、表情もどこかやさしくなったように感じます。
心をこめて作った風鈴は、私たちの夏をいっそう豊かにしてくれます。
これからもすばらしい作品をたくさん作って下さい。
期待しています。

待ちに待った夏休みがやってきました!

「家族で旅行に行くんだ!」「映画を見に行くよ!」
「今日はデイのあと、そのまま電車で野球観戦に行くんだ〜」など、子どもたちはみんな、たくさんの楽しい予定を笑顔で教えてくれます。

楽しみにしている様子が表情からも言葉からも伝わってきて、こちらまでうれしくなります。

夏休み明けには、きっと楽しいお土産話をたくさん聞かせてくれることでしょう。どんな思い出ができたのか、今からとても楽しみです! 

子どもたちが“先生”になる場所―妙典教室の学びと成長

妙典教室に新しい先生が着任しました。実際に新しい先生を目の前にすると、自分から話しかけられないお子さんも多くいますが、これはコミュニケーション力を育てる良い機会になります。

妙典教室では、先生との関わりだけでなく、子どもたち自身が「良き先生」になる環境づくりにも力を入れています。
その様子は、eスポーツや休み時間などに現れます。例えば、子どもたち同士で教え合ったり、交代の場面で上級生が下級生に優しく諭したりする姿が見られます。

私たち伸栄学習会では、学習の前提として、社会生活能力や日常生活スキル、社会性スキルといった“下部構造”の育成をとても大切にしています。妙典教室でも、こうした力を育てる活動を日々の中に積極的に取り入れています。

たとえば、「危険から身を守る」というテーマの一例として、ドアの開閉部分(蝶番)に手を入れないように伝えた際、ドアストッパーを設置するとすぐに子どもたちは関心を示しました。ある児童は鉛筆を使って距離感を測り、「ここに指を置いたら危ない」と自ら考えていました。その姿を見て、「この子は、きっと他の子に危険を伝えられる良い先生になる」と感じました。

子どもたちが互いに学び合い、自分の身は自分で守る。良いことは素直に褒め合い、間違いは冷静に注意し合う。
そんな関係性が築けると、次のステージである学習面にも集中できる子どもたちへと成長していくと、私たちは信じています。