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漢字が苦手な理由

「漢字を書くのがどうしても嫌だ」
「漢字がどうしても覚えられない」
「書くのがとてもゆっくり」

どうしてなんだろうと、この類いの漢字のつまずきは悩みの種でした。『みんなでつなぐ読み書き支援プログラム』という本にそのヒントが書いてありました。以下簡単にまとめてみています。

書字が完了するまでには、以下の流れがあるそうです
1エンコーディング
(音の聴覚イメージを、文字という視覚イメージに変換すること)
2書字運動を想起する
3書字運動を出力する

文字を頭にイメージし
書字運動の手順を思い浮かべ
その通りに動かす
・・・といった感じでしょうか。

また、3の書字運動はさらに以下の3つの力に分けて考えることができるそうです
A【なぞり書きが出来る力】
 すなわち運筆をコントロールする力。
 体の動きを感知、調整する「固有受容覚」が大きく関係。
B【模写する力】
 文字を細かく分解してとらえたり、それを再統合したりする力。
 また、線と線の幅を知覚する力。
C【想起による書字】
 視覚情報の記憶、聴覚情報の記憶、運動による記憶
 を統合して効率よく想起する力

観察できる現象と考えられるその原因
・鉛筆が止まっている時間が長い場合
 →エンコーディングに課題が?
・なぞりができない
 →筋肉や骨の位置の調整を行う固有受容覚か、
  触覚の発達にトラブル?
・模写したときバランスがおかしい
 →空間の知覚のトラブル
・想起が苦手
 →運動や視覚などの感覚の統合が未発達な結果、
  文字イメージが定着しない

鉛筆がとまっているのか、なぞりができないのか、覚えるのが苦手なのか・・・どの部分が苦手かによって、見立てをつくることができるかもしれません。

折り紙で作ったカニ

Sさんは折り紙で工作物を作るのが非常に得意です。
今回は折り紙でカニを作りました。
特に足の複雑な形を丁寧に作り上げました。
大変すばらしいカニができあがりました。
とても良かったです。

バスボムを作ろう

先日、科学工作イベントということで、「バスボムを作ろう」イベントを行いました。

重曹とクエン酸、食塩をビニール袋に入れてよく混ぜた後、香りや色を付けるためにアロマオイル、色素を入れて混ぜました。その後、霧吹きで精製水を全体に吹きかけ、型に入れたり、手でおにぎり型に固めました。2~3日乾燥させて完成です。

松陰高校の生徒、先生にもお手伝いしていただき、児童、生徒みんな楽しい時間を過ごすことができました。
また、完成したバスボムを嬉しそうに持ち帰りました。

保護者やお子様と向き合う大切さ

先日、まちづくり活動プラザのブースで、説明会を開催してくれたので、多くの問い合わせがきています。今後アンケートで何人卒業するのかが見えてくるので、既に来年度から熱心な方が見学したいとか、体験したいと話してくれることがとてもありがたいです。本当に既存の子がかなり通ってきている中、どのようにすれば新しい子どもを受け入れるかがカギですね。ほんとうに沢山の子供が通う中、DIDIM(室内トレーニングマシン)、ビジョントレーニングに挑戦する子、SSTや色々な疑問を投げかける方、進路について悩まれている方、伸栄学習会はどのような支援ができるのかを細かく聞いて下さる方、本当に様々な方がおられます。そして、一番ベストな支援を見つけながら、保護者と我々や場合によっては相談支援事業所や学校、それ以外では、他の放課後等ディサービス等の情報共有が必要なシーンがあります。どのような気持ちで向かっているのか、絶えずそういうことが問われたりするので、いつも真剣に向き合い、子どものとても小さな事も全部拾って親御さんに伝えていく事がとても大切です。そして、一歩。一歩信頼関係をカメの一歩のように初めて、永遠の距離を登り切り、とてもいい関係を保護者と作り、イベントや色々な機会に少しずつ芽生え、伸びて進化してしまう様子が、感じ取れるように、今後も支援を続けて参ります。

木工作品、作りました

先日、秋の工作イベントを行いました。
土曜日の開催でしたが、たくさん参加してくれました。
参加してくれたお子さんは、自分が作りたい動物やキャラクターの題材を選んで取り組みました。慣れないボンドを使った作業に悪戦苦闘している生徒もいましたが、自然の中にある素材に子どもたちの素敵なアイデアが加わって、皆思い思いの作品を作ることができました。集中して緻密に作業を行うことができています。
それぞれ個性豊かな作品を制作し、嬉しそうに持って帰りました。
とても素敵な作品が出来上がり、良い思い出となったことでしょう。

 

11月の過ごし方が受験結果を左右するかも??

こんにちは!11月に入り、いよいよ受験準備も本格化してきましたね。秋が深まり、涼しくなったこの季節は勉強に集中しやすい時期です。体調管理にも気をつけながら、ラストスパートに向けてしっかりと学習を進めていきましょう。

特にこの時期は、基礎力をもう一度確認し、苦手分野を見直す絶好のタイミングです。また、無理なく実力を伸ばすためのメリハリのある学習や、適度なリフレッシュも大切です。
私たちも全力でサポートしますので、最後まで一緒にがんばりましょう!

自己アピールをしよう!

今回のテーマは、「自己アピールをしよう!」です。

各自作成した、自己アピール文を元にみんなの前で発表しました。
それぞれ好きなものなどを発表しました。
「おすし」「ルービックキューブ」「陸上」「水泳」「マンガ」「にゃんこ大戦争」「生物」「体操クラブ」「マグロ」「サッカー」「ピアノ」「絵を描く」
など自分の好きな物を発表しました。

以前より、人前で発表することに、みんな慣れてきました。
参加している児童・生徒は日に日にSSTの力が身についてきています。

これってSSTじゃないの?

今回のSST教室は、2つのことを行いました。

1つ目は、児童・生徒たちに「これってSSTじゃないの?」というものを挙げてもらい、今後学びたいSSTについて考えていきました。

2つ目は、自己アピール文を作成していきました。
次回、その自己アピール文を元に発表していく予定です。

参加している児童・生徒は日に日にSSTの力が身についてきています。

2週連続の検定試験を振り返って

11月になり、2週連続で検定試験(漢字検定と数学(算数)検定)が行われました。

多くの子どもたちがそれぞれ受け、挑戦した級もさまざまでした。中には自分と同じ学年のレベルの級に挑戦した子もいて、学校でまだ習っていない内容が含まれる中、試験前日まで一生懸命勉強しながら苦労している姿が印象的でした。一緒に勉強した日々を思い出します。

試験当日、子どもたちは自分の力を十分に発揮できたでしょうか? 皆が合格できることを心から願っています。

DIDIMでコミュニケーション力アップ

入船教室では、人間関係について人と人が近すぎたり、コミュニケーションが得意ではない子どもが多く、毎回その子に説明をしていたり、あるいはSSTを毎週グループで行うことで、コミュニケーション力を高めたりしています。人間関係が得意ではない子どもが多く、どのように話したら、いいだろうか?とか、感覚過敏の子どもがいたりします。DIDIMでは、数名感覚過敏の子どもがいますので、激しい曲のビートジャンプは、2~3人以上いる場合は、ビートジャンプを無しにしました。勉強だけならば、十分できる子どもがいる中で、躾について話そうとすると、しっかりと理解し、言葉を話せるようになる事が大切です。言葉のキャッチボールをしっかりと取ることで、危険予知をしっかりと行い、 少しでも問題行動がないよう立派に育つように支援をしています。また、DIDIMでは、順番を守ったり、分かっていないお友達にやり方を教えたり、子どもたち同士で声掛けをしたりするので、SSTの実践練習ができる場となります。子どもたちは普段使わないコミュニケーション術をそこで使い、身につけています。