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かき氷とアイスクリーム

Kさんは工作がとても得意で、今回も夏にぴったりの作品を作ってくれました。

まず作ったのは、ふわふわの氷が盛られたかき氷です。その上には、真っ赤ないちごシロップや、
明るい黄色のマンゴーシロップがとろりとかかっていて、とてもおいしそうです。
冷たい氷とカラフルなシロップの組み合わせが、とてもすてきな作品です。

また、Kさんはアイスクリームも作ってくれましたさらにその横に円筒状のウェーハまで添えてくれました。これもとてもおいしそうです。
見ているだけで楽しい気持ちになり、思わずにっこりしてしまいます。

これからもすてきな作品をたくさん作って下さい。
楽しみにしています!

【行徳・妙典】伸栄学習会 末広教室で避難訓練を実施しました

伸栄学習会 末広教室では、地震を想定した避難訓練を実施しました。机の下に入って身を守る動作や、スタッフの指示に従いながら避難経路を確認する練習を行いました。

子どもたちは落ち着いて行動でき、指示に耳を傾ける姿勢が少しずつ定着しています。

行徳・妙典エリアは地震や液状化、江戸川の氾濫などのリスクがある地域です。

当教室では学習支援だけでなく、安全面にも配慮した取り組みを継続しています。

今後も定期的な避難訓練を行い、非常時に備えて子どもたちが安心して通える環境づくりを進めてまいります。

末広夏祭りに参加しました!

8月30日、末広夏祭りにボランティアとして参加してきました。
当日は地域の皆さまとの交流はもちろん、生徒や保護者の方々とも顔を合わせることができ、とても貴重なひとときとなりました。
祭りの会場は活気にあふれ、踊りの輪に加わった子どもたちや大人たちの笑顔がとても印象的でした。特に「末広太鼓」の皆さまによる演奏は圧巻で、太鼓の響きが身体の奥まで届くような迫力に感動しました。

また、盆踊りに初めて触れる方や外国の方々が、見よう見まねで輪に入り、一緒に楽しんでいる姿も心温まるものでした。言葉や文化が違っても、音楽や踊りを通じて心がつながる瞬間を間近で感じられたのは大きな喜びです。
普段は「失敗してはいけない」と思いがちですが、このようなお祭りでは、うまくできなくても笑顔で挑戦できる雰囲気があります。だからこそ、誰もが安心して楽しめる貴重な機会だと改めて感じました。
地域に根ざしたこうしたイベントが、これからも続いていくことを願っています。

レース糸を使った小物作り

Aさんは、レース糸を使った小物作りがとても得意です。

一本の糸から小物の形が少しずつできあがっていく様子は、
見ている人の心を穏やかにしてくれます。

 

今回の作品も、一目一目が丁寧に編み込まれ、やさしい気持ちがぎゅっと詰まったとてもすてきな仕上がりになっています。

これからも良い作品を作って下さい。期待しています。

新学期の憂鬱を乗り越えるには?心が軽くなる5つのヒント

夏休みが終わり、また学校が始まる――。
新学期の訪れにワクワクする人もいれば、「また毎日学校か…」と憂鬱な気持ちになる人も多いのではないでしょうか。

特に長期休みの後は、生活リズムが崩れ、学校の人間関係や勉強のプレッシャーが一気に押し寄せてくるため、心が疲れてしまいやすい時期です。

この記事では、そんな「新学期の憂鬱」を少しでも軽くするための5つのヒントをご紹介します。
心のモヤモヤを和らげて、無理なく一歩を踏み出せるようサポートできればと思います。

1. 「憂鬱なのは普通のこと」と知る

まず最初にお伝えしたいのは、
「新学期が憂鬱」なのは、とても自然なことだということです。

・夏休みで気が緩んでいた
・友達関係がうまくいくか不安
・授業についていけるか心配
・朝早く起きるのがつらい

こんな気持ちは、誰にでもあります。
でも、周りは「平気そう」に見えるから、自分だけおかしいのでは?と感じてしまうことも。

実際は、みんな多かれ少なかれ不安や緊張を抱えています。
「自分だけじゃない」と知ることで、少し心が楽になるかもしれません。

2. 小さな「楽しみ」を1つ見つける

憂鬱な気持ちに支配されると、「学校=嫌な場所」と頭の中で決めつけてしまいがちです。

でも、どんなに嫌に思える環境でも、
ほんの少しの「楽しみ」や「希望」を見つけることで、心の持ちようが変わります。

たとえば…

給食で好きなメニューが出る日を楽しみにする

放課後に友達と話す時間を作る

新しい文房具を使うのが楽しみ

毎朝お気に入りの音楽を聞きながら登校する

「こんなことでもいいの?」と思うくらい小さなことで大丈夫です。
“楽しみの種”を自分で見つけることが、気分を切り替えるコツです。

3. 完璧を求めすぎない

新学期は「よし、頑張るぞ!」と意気込んでスタートしがちです。
でもその一方で、理想の自分とのギャップに落ち込むことも多い時期。

早起きできなかった

宿題が終わらなかった

クラスでうまく話せなかった

こんな「できなかったこと」にばかり目がいってしまうと、自分を責めてしまいます。

でも大切なのは、完璧じゃなくてもいい、自分なりのペースでやればOKということ。
100点満点じゃなくていいんです。
50点でも、昨日よりちょっと進めたなら、それは立派な前進です。

4. 信頼できる人に気持ちを話す

もし「学校に行きたくない」「朝起きるのがつらい」「何もやる気が出ない」――
そんなふうに思っているなら、それを誰かに話してみることがとても大切です。

家族、友達、先生、誰でも構いません。

自分の気持ちを言葉にすることで、
モヤモヤした感情が少し整理されて、心の荷物が軽くなることがあります。

「こんなことで悩んでるなんて言えない」
「笑われたらどうしよう」と思うかもしれませんが、
あなたの話をちゃんと聞いてくれる人は、必ずいます。

5. 無理はしなくていい

時には、本当に心も体も疲れ切ってしまって、どうにも動けないこともあります。

そんなときは、無理に学校に行こうとしなくてもいいという選択肢もある、ということを知っていてほしいです。

「学校は毎日行くもの」と思いがちですが、
体調が悪い時に休むのと同じように、心が疲れているときも、休んでいいんです。

一日ゆっくり休むことで、また前を向けることもあります。
大切なのは、あなた自身の心と体です。

おわりに:少しずつで大丈夫

新学期の始まりは、期待も不安も入り混じる、ちょっと特別な季節。
心がざわざわしてしまうのも、憂鬱になるのも、まったくおかしなことではありません。

でも、そんな中でも、自分に優しく、少しずつでも前に進めたら、それはとても素晴らしいことです。

無理せず、自分のペースで。
小さな楽しみや安心できる人とのつながりを大切にしながら、新しい日々を少しずつ迎えていきましょう。

夏休みならではの時間変更と新しい学びの体験

8月も終盤となりました。

夏休み中は学校がないこともあり、利用時間を変更するご家庭も少なくありませんでした。よく見られたのは、普段は遅い時間帯に通っている子が早い時間帯に変更するケースです。
時間を変えて来た子供たちは、いつもと違う顔ぶれや雰囲気に戸惑いながらも、新鮮な気持ちで取り組み、むしろ集中して勉強できていたように思います。

夏休みが終わり、学校が始まればまた元の利用時間に戻ってしまうのは少し残念ですが、違う時間帯で学習できたことも、夏休みならではの良い経験として、今後の学びに活かしていってほしいと思います。

カムバックしました♪

昨年末から今年初めに約2カ月お世話になった正木と申します。
入船教室に教室長として戻ってきました。覚えていてくれたお子さんもいて嬉しいです。
お子様の成長の為を第一に、頑張って支援して行きたいと思います。
何かありましたら遠慮なくお声掛けください。
どうぞよろしくお願いいたします。

夏休みの宿題、どうしていますか?──「やらせる」から「やりきる」へ

こんにちは。市川市の放課後等デイサービス「伸栄学習会 末広教室」です。

夏休みに入ると、よく聞こえてくるのが「宿題が終わらない!」「どう進めたらいいかわからない」といった声。
ご家庭でも「いつやるの?」「いつまでなの?」と声をかけながら、親子でドキドキ…ということもあるのではないでしょうか。

「終わらせること」より「どう取り組むか」

夏休みの宿題は、学校から出される課題ではありますが、
子どもたちにとっては「計画を立てる」「やりきる」「苦手に向き合う」など、さまざまな経験がつまっています。

私たちの教室では、ただ“宿題をやらせる”のではなく、

一緒にスケジュールを立ててみる

苦手なところをピックアップして、少しずつサポートする

終わったページに○をつけて「できた」を可視化する

といった工夫を通して、「やらされる勉強」から「自分の取り組み」へ気持ちが向かうよう関わっています。

小さな「できた」が、自信につながる

たとえ全ページ完璧に終わらなくても、「ここまで自分でがんばった」という実感は、
子どもたちの中に自信や達成感としてしっかり残っていきます。

焦らず、責めず、ひとつひとつを一緒に確認していくこと。
それが、夏休み明けの「がんばったね」につながっていくと私たちは考えています。

夏休みもあと少し!

お盆も過ぎて、夏休みも残すところあと少しとなりましたね。
伸栄学習会では、夏休みの間も「楽しく」「前向きに」学習に取り組める環境づくりを行ってきました。

今回は、そんな子どもたちの学習の様子や、夏休みならではの取り組みについてご紹介します!

夏休みの学習支援、こんなことをしています

当事業所では、お子さん一人ひとりのペースや目標に合わせて、無理なく学習に取り組めるよう支援を行っています。

夏休みの宿題サポート
計画立てから取り組み、提出までを支援。難しい問題は「わかる」まで丁寧にフォロー。

基礎学習タイム(国語・算数・英語)
個別プリントを活用して、集中力や理解力を育てています。

「できた!」を積み重ねる声かけ
小さな成功体験を大切にして、自己肯定感を育んでいます。

子どもたちの“がんばり”を見逃しません!

あるお子さんは、最初は「やりたくない…」と消極的だった宿題にも、毎日の少しずつの積み重ねで自信を持ち、「今日はここまでやる!」と自分から宣言して取り組めるようになりました。

また別のお子さんは、分からない問題に取り組む前に深呼吸をする習慣がつき、「落ち着いて考えたらできた!」と笑顔を見せてくれました。

新学期に向けての準備もスタート!

夏休み終盤は、生活リズムの調整や「学校モード」への切り替えの時期でもあります。

当事業所では、

・毎日の時間割を決めて「見通しを持つ」練習
・学校生活を想定したロールプレイ

など、無理なく新学期への準備を進めています。

子どもたち一人ひとりが、自分のペースで「できた!」を積み重ねられる夏になるよう、残りの時間も丁寧にサポートしていきます。

今を楽しむことが、未来につながる

皆さんは、将来の夢ってありますか?
なりたいもの、行きたいところ、やってみたいことなど、たくさんの夢をもっている人もいるでしょう。でも、「やりたいことも行きたいところもない」「将来のことなんて考えられない」という人もいるのではないでしょうか。

そんなあなたに伝えたいのが、
「夢はあってもなくてもいいんだよ」という絵本作家ヨシタケシンスケさんの言葉です。
以前新聞で読んだインタビュー記事に書かれていたもので、私はその言葉に心がふっと軽くなりました。

私たち大人は、子どもたちに「将来の夢は?」と聞く場面は多いですが、夢が見つからないことに不安を感じる子もいます。
ヨシタケさんも、子どもの頃、将来の夢を聞かれるのが嫌だったそうです。それは、聞かれてもやりたいことがなかったから。けれど、夢がなくてもどうにかなっている人、幸せに生きている人はたくさんいる。夢は今すぐ決めるものではなく、これからの人生の中で、少しずつ見つけていけばいい。

ヨシタケさんの言葉には、そんな優しい視点がありました。昔と違い、今の私たちは圧倒的な情報量の中で生活しているようにみえるかもしれません。
でも、子どもたちの生きている世界はまだ狭く、世の中の幅の広さを知ってほしい、とヨシタケさんは語っています。

放課後等デイサービスでは、子どもたちが自分らしく過ごしながら、興味や関心を広げていけるような時間を大切にしています。

夢がなくても大丈夫。
今を楽しむことが未来につながる、そんな時間を一緒に過ごしたいですね。

最後に、ヨシタケさんは怒られるのが嫌いで、学校の規則を守る、宿題もやる、提出物も期限内に必ず出していたそうです。その代わり、言われないことはやらなかったとも。
残り少ない夏休み、楽しみながらも宿題も頑張りましょう!