タグ: 児童発達支援

より目の練習で本を読む力をトレーニング

ブロックストリングスという器具を使ったトレーニングを行っている生徒がいます。

ブロックストリングスとは、紐に3つのビーズを通したものを、目の前からまっすぐ遠くの方に構えて、手前、真ん中、奥の3つのビーズに焦点を合わせます。

焦点が上手に合っていると、より目をしたことで2つに見える糸の形が、ある決まった形にみえてきます。

両目で同時に物を見る機能、ピントを合わせの力、眼球をスムーズに動かす力、奥行きのある物体を認識する能力等を向上させてくれます。
学習では本読みの力とも関係します。

「あ、みえたかも・・・」

徐々に上達してき手いるようですね!
また次回もチャレンジしましょう!

消防署の見学に行きました

4/29(昭和の日)に入船教室と北栄教室で消防署の見学と地震体験、煙体験を行ってきました。

入船は、7名、北栄は3名が来てくれました。防災というと急に地震や火災が起きた時に訓練をしないと体が反応しないので、日頃からこのような訓練ができた方が危機感が持てるように、と思い企画しました。

子ども達はとても熱心に消防署の方の話をよく聞き、しっかりと参加できました。

消防署の職員の方達の働く様子や、はしご車や救急車も見ることができました。管制塔の職員の作業をガラス越しに見たことはとても貴重な体験になったと思います。

好奇心旺盛な様子が見られ、緊張感を持ちながらの地震体験、煙体験をしっかりと取り組めていました。

帰りはとても満足したようで、素敵なイベントとなりました。

昔の遊び

入船教室では密かに流行っている遊びがあります。

大人には懐かしい(?)お手玉やけん玉、ヨーヨー、風船です!

休憩時間になるとお手玉を手に取り上手く投げられるように練習する子どもが居たり。
けん玉の持ち方をスタッフに教わり、どうにか上手く球をお皿の所に乗せようとしたり。

ヨーヨーを巻き上げるのに必死になっている子ども、上手く糸を巻けないので「巻いてー」とスタッフの元に来る子ども。

風船を上手く打ち合う子ども達…。
皆それぞれ、昔の遊びを楽しんでいます。

昔の遊びに共通するのは、全て全身をくまなく使うこと。
例えばけん玉もヨーヨーも膝の屈伸を無意識にしていたり。

今はテレビやパソコンなどのゲームで遊ぶ子ども達が増えました。
昔は(だいたい30年以上前です・・・。)学校が終わると一度家に帰って、荷物を置いて近くの公園や学校に集合して夕方まで鬼ごっこをしたり、縄跳びや鉄棒なんかもした記憶があります。
テレビゲームが出来たのはちょうど小学生の頃だったような…。

とにかく、今は環境的な事や防犯の側面から外で遅くまで遊ぶ事が少なくなりました。
そのため、鍛えられるのは頭と上半身。
下半身を使う事が少なくなりました。

お手玉、けん玉、ヨーヨー、風船投げ、全て全身を使う運動でもあります。

入船教室でする事は主に勉強です。

頭を使う勉強も大事ですが、生徒の子ども達には体も心も頭も元気な大人になって貰いたいと願っています。

数と計算

個人面談を実施していて、保護者の方から上がってきた
「不安なこと」の中に、算数(数学)に関するものがいくつかありました。
多いのが「計算をするのに指に頼っている。」ということ。

これについて、少しだけ考えを述べさせていただきたいと思います。

計算(足し算や引き算)の初歩に指を使うことは珍しいことではありません。
むしろ、量→数の懸け橋として有効なものと言えるでしょう。
指は(当たり前ですが)片手に5本ずつ、両手で10本あり、2ケタの数を知る上で大切な存在です。ただ、指での計算の弊害は「数え足し」になってしまうことにあります。

数には「集合数」と「順序数」の2面があります。同じ「5」という数字でも5という集合体の数なのか、5番目という意味なのか、異なる性格となります。指での計算は後者の意味合いが強い。「3+5」でも3本の指と5本の指を合体させて答えを出すか、先に3を出してそれに5を増やしていくかで答えは同じでも意味が異なってきます。

お判りいただけると思いますが、数え足しでは大きな数の計算やかけ算では役に立ちません。やはり量として数を捉えられるようにするべきでしょう。

そのためには、量を「5」でまとめる「10」でまとめるといった概念を形成していくことが大事となります。
具体的な操作活動などを通して、数の概念を作り上げ、それを頭の中で操作できるようにしていきたいですね。

新学期の4月を振り返って:成長とリフレッシュ

新学期が始まり、1ヶ月が経ちました。
新しい生活に慣れてきた子ども達もいますが、まだ慣れるのに時間がかかる子ども達もいます。

新しい環境に慣れた子どもも、そうでない子どもも、この連休で一度リフレッシュ!!

また気持ちも新たに頑張っていきましょう。 

イラストを描いてもらいました

Yさんは人気のゲームキャラクター  カービィが大好きです。

今回は教室の先生4人を、カービィ風のイラスト

にしてくれました。
楽しい絵を描いてくれてありがとう。
これからもおもしろい絵をたくさん描いて下さい。

期待しています。

 

教材の紹介

伸栄学習会の教材紹介をします。

こちらは、関連性のあるもの同士を組み合わせて
考える力、見る力の向上を図る絵カードです。

野菜の名前、動物の名前などさまざまなものがあります。
遊び感覚で、語彙を増やしていって
学校など他所での活動で、自信をつかむきっかけになれたら嬉しいです。

自由な想像力

カラフルな積み木のパズルをしている生徒。
熱心に動かしているものの、一向に枠に収まる気配がありません。

ヒントを出したものかとしばらく見守っていると…
「先生、これがイタリアで、これはフランス、こっちはバングラディシュだよ」

なるほど!

自由な想像力、素敵ですね。

プラバンで指先のトレーニング

運筆トレーニングに取り入れている塗り絵。
この日は気分を変えてプラバンに変えてみました。

カブトムシやアニメのキャラクターなど自分の好きなモチーフを選び、
どの子もとても集中して、黙々と作業に取り組んでいました。

トースターの中でプラバンが縮んでうねった時の緊張感と、
元に戻った時の安堵感は、いつの時代も変わりませんね。

完成したプラバンはオリジナルのキーホルダーに。
予想外のお土産を、みんな嬉しそうに鞄につけて帰りました。

紙工作の紹介 ~第3弾~

紙工作の第3弾です。とっても簡単でシンプルです。

みんな喜ぶので、ぜひ、作ってみてください!

紙工作の紹介~第3弾~ クルクル
 
 材料 :上質紙(A4の普通の紙です)
 使用工具:ホチキス、ペン、ハサミなど
 
 ★作り方
 1.上質紙の幅の狭い方を   2cmくらい に切ります。
 
 2.切った紙にペンで好きに模様を描きます。
 
 3.両端を重ね合わせ、リボン状にしてホチキスで止めます。

 4.完成です。真ん中をつまんで少し上にポイっとなげます。
 クルクル回って落ちていく姿がかわいいですよ。 

私の紹介する工作は
1.簡単
2.安価
3.遊ぶのにちょっとだけコツがいる

 この3点が特徴です。でも、これが子どもたちに受けるんです!
次はまた違った工作を紹介したいと思います。