タグ: 文章力

5W1H作文~【北栄教室】

「何の話をしているのかわからなくて……」

保護者の方とお話をしていると、こうした声をとてもよく耳にします。

主語が省略されていたり、主語と述語の関係にズレがあったり、そもそも話し手と聞き手の間で前提が共有されていなかったり。
こうした「わかりにくさ」には、いくつもの要因が考えられます。

「いつ・どこで・だれが・なにを・どのように・どうした」という“5W1Hの型”を使って作文をする活動を、言語表現のトレーニングの一環として取り入れています。

時間、場所、主語などを選択肢から選んでもよし、自分で考えてもよし。

活動中には、思わぬ組み合わせにゲラゲラ笑ったり、
いたずらっぽい顔で狙っておもしろい文を作ったり、
「おぉ」と思わず声が出るような素敵な文が生まれたり。

ルールを通して「型」を学びつつも、楽しみながら取り組んでくれています。

すぐに話し言葉が変わるわけではありませんが、書けるようになることは、話す力にも必ずつながります。
楽しみながら、少しずつ続けていきましょう。