どんな人生も主人公は自分です
最近、9年間の自主的不登校から高校受験一発合格し、現在はグラフィックデザインの専門学校入っている知人の息子の話を聞きました。
12歳の頃は、人前に出ても全く話せず、子供会で来年の目標を一人一人言う場面も
「えっとー」を連発して結局何も言えずじまい。
しかし、高校受験前の15歳の頃、
母の出張料理教室のアシスタントで仙台に行った時には自分の目標を人前で言えるようになっていた。
母も驚いたそう。
何が彼を成長させたか?
小さい頃から自然体験など(薪割り、畑の手伝い、鶏小屋の掃除など)、色んな体験をさせて来たこと。
母の働く姿をアシスタントとして間近で見て来たり、料理教室の生徒の話を聞いたりしていく、ある意味社会体験をして来た蓄積があったから、自身のやりたい事が見つかり、それに向けて学習も頑張れたのでは、とのことでした。
もちろん学習はおうち学習なので、母親が毎日仕事と家事の傍らでしっかり見て来ました。
ですので学習面での劣等感はあまり感じなかったそう。
現在描くデザイン画は、自然の恵みだったり、畑の植物からヒントを得たものが多いそう。
彼は庭の柿を使った干し柿作りもプロ並み。
全てを真似することは出来なくても、一つだけでも今後取り入れていけそうな貴重な事例でした。