タングラムで遊びながら視空間認知をきたえよう

タングラムは、写真のように7つのピースを使って指定の図形をつくる遊びです。


「タングラム 問題」と検索してみると、ネコ、魚などの動物の形など多様な問題がヒットします。

「この形、つくれる?」
と言いながら、子供たちにやってもらいます。

やっているうちにはまってきて、
「次の問題ちょうだい。」
となってくれたらもうけもの。

並べかえたり、回したり、やっぱり全部くずしてみたり、と粘り強く頑張ってくれます。

タングラムは視空間認知を鍛えることができます。
視空間認知は、「個々の情報を処理して空間の全体的なイメージをつかむ力」です。
この力がないと、線や点の集まりを「字」としてとらえれない、ということが起こったりします。
他にも、地図を見るのが苦手だったり、人の顔を覚えるのが苦手だったり、図形の問題が苦手だったり、ということも。

タングラムでは、問題の形を分析して把握し、再現していく過程で、認知の力が鍛えられます。
他にも、こうしたらどうかな?という創造力、粘り強く取り組むための集中力にもよさそうです。

だからといって無理にやらせることはしません。
できるかな?という遊びの気持ちと、完成の喜びを一緒に味わいながら取り組んでいきたいと思います。