聴くこと

人間は、1分間に100~175単語を話す一方、聞くことができる単語数は600~800らしいのです。
聞いて処理する方が、話すよりもはるかに速い、ということですね。

そのため、聞いている時には余裕があるので、つい他のことに気を取られてしまうらしいのです。

聴くことが大切だということは、頭でわかっていながらも、話すことに注意が向けられてしまうのはこのためだ、ということでもあるみたいです。

「聴くこと」を通じ、その人の力を引き出していく「コーチング」。

よく言われる、聞き方の基本的な分類として、
yesかnoで答えられるクローズドクエッションと、
自由な回答ができるオープンクエッションがあります。

コーチングを行う際には、この使い分けが大事らしいのですが、クローズドクエッションを使いすぎると、思考する機会が減り、指示待ち人間になっていくとも言われています。

「風呂入った?」「宿題やった?」「準備した?」「手洗った?」
これはクローズドクエッションですね。

子どもの話を聴くつもりでも、徐々に子供は話すのが嫌になってきてしまうらしいのです。

思い当たる節が多すぎて、ギクリとしました。

ある研修で、「”どんな”を使ってオープンクエッションをしてみよう」というワークがありました。

好きな食べ物は何ですか?
どんな時に食べたくなりますか?
どんな触感ですか?
どんな味ですか?
食べたときどんな気持ちになりましたか?
どんなシチュエーションで食べるのが最高ですか?

思ったより難しく、途中で質問が止まってしまいました。
しかし、反対に上手な聴き手に質問してもらった時は、話していた食べ物を、いつの間にか食べたくなっていました。

知識として知っていても、練習したり、日ごろからストックしていないと全然ダメですね。
今後、生徒との雑談では、できるだけオープンクエッションを使ってみようと思います。