世界地図から始まる勉強

「エルサルバトルはどこでしょう?」
と聞かれて、地図を見ていると
「ちがうよ、こっちこっち」
と、地図の周りにかかれている国旗を指さしました。

「これかな?」
「せいかーい。じゃあつぎは・・・・」
と、国旗探し大会がはじまりました。

スリナム、リベリアなど、聞きなじみのない国名も、
こうしてクイズをしていると、「聞いたことがある国」になっていくのでしょうね。

ちなみに最後の問題は
「どこをみているでしょう?」でした。
そりゃむりだよ!

別の日、ある生徒は地図をみながら、
「おれ、アンコールワットいってみたいんだよね」と。

世界のことにすごく興味があるらしく、
「エベレストしってる?エベレストって、インドが下からぶつかってきて、できたんだよ」
「あと、ヨーロッパにもいきたい。グランドキャニオンも見てみたい」
テレビやネットでみたりするのが好きなようです。

そのうち、世界地図をぐるぐる指でなぞらせながら、
「ストップって言って。そしたらそこに行きます。」
と、ダーツの旅システムで、遊び始めました。

「はい、海です。ドボーン」
などふざけながらも
「パラオ?でーす」

教室にある「世界の郷土料理辞典」という本をもってきて、
パラオの料理を見たりもしました。
「タロイモって何?」
「じゃあ、調べてみようか・・・」

世界地図は話題の宝庫のようです。
いろんな勉強につながりますね。