立体塗り絵イベントのお知らせ【妙典5丁目教室】

今、5丁目では、立体図形を苦手とする子どもたちが多くいます。
特に、小学4年生で学ぶ展開図や見取り図では、三次元の形を二次元でとらえたり、表したりすることに難しさを感じる子が少なくありません。
でも、立体の世界に親しむ入り口は、「問題を解くこと」だけではないと思います。
美しい形を見て、まねして、楽しみながら触れることでも、図形への苦手意識はやわらいでいくはずです。

そこで今回、
世界で一番美しい「立体ぬり絵」イベントを、4月の連休から2回ほど実施します。
幾何学的な模様や立体感のある図形を、じっくり見て、色をぬって、形の美しさを味わう。
そうした体験を通して、算数や数学の世界を少しでも身近に感じてもらえたらと思っています。

美しいものをまねすることは、世界の見え方を変えてくれます。
幾何学の世界にふれることで、「形っておもしろい」「算数ってきれいかもしれない」と感じられるようになる。
さらにその先で、数学や物理、化学の公式にふれたときに、「どうしてこんなに美しいのだろう」と思える心が育っていけば、とても素敵だと思います。
数学には、大きな夢があります。

たとえば、フェルマーの最終定理は、出されてから330年以上もの間、多くの数学者をひきつけ続け、のちにアンドリュー・ワイルズによって証明されました。
ひとつの式、ひとつの定理の中に、長い年月をこえて人を動かす夢が隠れている。
そんな数学のロマンの、ほんのひとかけらでも子どもたちに感じてもらえたら――それがこのイベントの趣旨です。
大きな夢をもちながら、目の前のひとつの形、ひとつの問題に向き合う。
それはきっと、子どもたちにとって豊かで素晴らしい体験になるはずです。