語彙の学習~【北栄教室】

「やばい」「なんかムカつく」

子どもたちは、ちゃんと感じています。

語彙を以下の様に分類する考え方があります。

●日常語。「犬」「走る」「楽しい」などで自然に身につく具体語。
●専門語。「光合成」「比例」「鎌倉幕府」など、特定の教科で学ぶ語。
そして、
●その中間にある語。
「対比する」「影響する」「支える」「葛藤する」といった、抽象度が高く、どの教科にも出てくる語。

これらの語は、
・教科横断的に使われる一方、
・抽象度が高く、自然には身につきにい。
・読解力・記述力・思考力にも直結する

という特徴があります。

たとえば、算数の文章題でも
「条件」「変化」「比較」
などの語が分からなければ、内容以前で止まってしまいます。
しかし、日常会話ではあまり使われないため、意識的に教えなければ育ちにくい・・・。

だからこちらでは、以下に気をつけながら語彙学習をしています。

・文脈の中で出会う
・一つの語を、複数の場面で扱うこと
・話す・書くまで使うこと
・あえて誤用例も扱い、輪郭をはっきりさせること
・自分の経験と結びつけること

例えば、上記のうちの1つ「複数の場面で扱う」

石でつまずく
算数でつまずく
人間関係でつまずく

このように場面を横断すると、
「転ぶ」ではなく「うまく進めなくなる」という芯が見えてきます。

「なんか嫌」ではなく
「悔しい」「不安だ」と言える子は、自分の気持ちを扱える。

語彙を増やすことも目的の1つ。
それ以外にも、感情の精度が上がり、柔軟な選択肢がとれるようになる、という効果もあるように思います。

継続的に取り組みながら、
その変化を丁寧に見ていきたいと思います。