子どもが見つけた襖の可能性

こんにちは、伸栄学習会 末広教室です。

ある日の休み時間。
子どもたちがピタゴラス(磁石の知育玩具)で遊んでいると、ひとりの子が何気なく襖にペタッ!

「えっ!?襖に磁石がくっつくの?」

スタッフ一同びっくり。
襖には金属素材が中に使われていることもあり、実際に磁石がつくこともあるんですね。

◆ 「知らないことを知る」ことのはじまり
普段「先生」と呼ばれ,教える立場にいるとなんでもわかっていると錯覚してしまいます。そんな指導員にソクラテスの「無知の知」を思い出させてくれました。

「自分が知らないということを自覚することが、本当の知のはじまりである」

子どもたちは、“自分が知らない”なんて考えもしないまま、無自覚にから行動します。

でも、その無邪気な行動が、
大人が知らなかった世界を教えてくれる。

知らないことに気づき、驚き、学び直すきっかけをくれたのは、
ソクラテスではなく、目の前の子どもたちでした。

◆ 発見は、環境をも変える
この気づきをきっかけに、私たちは避難経路図を磁石で襖に掲示することにしました。
貼り替えが簡単で、目に入りやすく、柔軟な対応ができるようになったのです。

子どもの自由な発想が、施設の工夫へとつながる。
それは単なる“遊び”ではなく、知と創造のきっかけでもあります。

私たちは、そんな子どもたちの姿勢から、教える以上のことを学んでいるのだと感じています。
これからも、学び合える姿勢を大切にしながら、子どもたちとともに、日々成長していきます。

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