思春期の子供の心に届くのは カッコいい大人の背中

料理教室をしている私の知人の話です。
3人の子育ての話がとても興味深いのでご本人の了解を得てシェアさせて頂きます。
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思春期男子・・・いろいろとありますよね。

我が家では現在、中3の次男が真っ最中!
正直「うわー面倒くさっ!」って思う瞬間も多いですが(汗)
めんこかった小さい頃の写真を見ては心を落ち着かせています(≧∇≦)

それにしても、現在20歳の長男の時の経験を合わせてやっぱりコレだ!って思うことの一つは


カッコいい大人の背中を見せること

長男の思春期&反抗期ピークは中1だったのですが学校に行っていなかったこともあって
「真剣に働くオトナの姿を見せたい!」と農業を営んでいる友人にお願いして
田んぼや畑で働かせてもらったり花巻の祖父のところにも田んぼやリンゴ畑など農作業の手伝いに行かせたりしていました。
最初はめっちゃ嫌がっていましたが(笑)

中学2年生くらいからは、自分から出かけていくようになって、一人で電車を乗り継いで遠野や花巻へ。
泊りがけで友人宅にお世話になったりそこで料理をしたり、いろんな方と出会ったりもしていたみたいです。

そして、以前にも書いたことがありましたが、
長男が思春期を抜けて変化・成長したきっかけ(となったように見えた)のは、
私の出張体感会のアシスタントに連れて行ったこと。

体感会では、なぜ、私が未来食を伝えているのか、
という「思い」を存分に語る場面もあるので、
そんな姿を見せたことも影響したのではないかと思っています。

その後も仙台での出張料理教室やセミナーの際にも、荷物運びや洗い物のアシスタントに長男を連れて歩いたので、
料理教室の生徒さんたちとの交流の中でも沢山育てていただいたなぁ、と思います。

そんな風に、いろんな大人に出会いながら育った長男は、もともとの性質に加えて人や場を読んで必要な働きをしたり誰とでもものおじせずに話せるようになったので、
今思えば、当時の私たちの方針は悪くなかった(良かった)!と思っています。

翻って、続く長女や次男なのですが・・・
普通に学校に通っていたために、
そもそも、自宅と学校の往復以外の外の世界を経験させる機会がなかったり、
なんとなく忙しく過ぎていくので私たち親も油断して、長男の時ほどあれこれ考えて手をかけ目をかけ、
ということがなかったかも、、、
というのが今になっての反省点です。

それでも、以前書いたように
社会活動家の藤原ひろのぶさんのお話会に(若干無理に?)次男を連れて行ったところ、
意外と集中して話を聴いてくれ、帰り道、
「正直、来てよかった」
って、自分から言ってくれて、とってもいい表情をしていたんです(#^.^#)

さらに、その日は夕飯の支度も気持ちよく手伝ってくれたので、
よい影響があったんだなぁ、ってしみじみ感じたのでした。

中学生くらいになると
正直、親だけでは限界があって、
(親の欠点も見えるようになる時期ですし)
そんな時、第三者の大人とのかかわり、
真剣に現実を生きている大人の姿
それが、視野を広げたり、心の成長を促すきっかけになるんじゃないか、って、今回の経験からも思います。

だからこそ、私自身も

カッコいい大人でありたい!

ただし「反面教師」という言葉があるように実際には、子どもたちはどんなことからもたくましく学び取って成長していくからその育つ力を信頼しよう、そして、
親(大人)も自分自身を磨き成長させることに
集中しよう、って改めて思います。

今日シェアした私の体験とそこからの気づきが
皆さんのお役に立てばうれしいです♪

今日も読んでくださってありがとうございました!