立体パズルと固有感覚
「あと1こ!!」
ブロックすべてを使ったタワーが完成間近・・・
近くにいた生徒は、緊張感でつい手で顔を覆います。
・・・・バラバラバラッ!!
学習後や休み時間に「エルジパズル」というもので遊びました。
指定の図形をつくったり、立方体をつくったりすることができます。
こういった遊びは、発達にとても大切な基礎感覚の1つ「固有感覚」を伸ばすことにつながります。
固有感覚は、体の位置や動き、力の入れ具合を感じる感覚です。
目や耳などの五感とは異なり、体の内部にある感覚器によって感知されるものです。
この感覚が鈍感だと、
文字がうまく書けない、細かい作業が苦手、力加減の調節が苦手、姿勢が悪くみえる、ぶつかったり転んだりしやすい、
といった、いわゆる「不器用」と言われてしまうような、困りごとが生じる可能性があります。
発達を促すトレーニングには、体全体を使うものや、
上記の積み木のような細かな運動が効果的だと言われています。
こういったゲーム感覚で楽しめるもので、いろんな力を伸ばしていければと思います!
次は誰がタワーを完成させられるでしょう・・・!?