嫌いな勉強もできちゃう!? 日々の学習のちょっとした工夫

「漢字は好きだけど、計算はイヤ!」、「一枚終わったらもうやりたくない!」

お子さんの宿題や勉強で、こんな声を聞いたことはありませんか?
伸栄学習会に通う子どもたちの中にも、同じように「好き」「嫌い」がはっきり分かれる子がたくさんいます。

ある日、漢字のプリントは意欲的にやってくれるけれども、計算のプリントはやる気が起きないという子がいました。計算のプリントをやってみようと声かけしても「やりたくない」となってしまいます。そこでスタッフが工夫したのは、好きな課題と苦手な課題を交互に出すという方法でした。

まず好きな「漢字プリント」を1枚、そのあとに「計算プリント」を1枚。集中が切れそうになったら、また「漢字プリント」を入れて、さらに「計算プリント」へ。こうして交互に進めていったところ、なんと合計で8枚ものプリントをやり遂げることができたのです。

この方法は、心理学で「プレマックの原理」と呼ばれる考え方を応用しています。簡単に言うと、好きなこと(よくやること)を苦手なことと組み合わせると、苦手なことにも取り組みやすくなるという仕組みです。好きと嫌いを交互に並べるだけで、子どもが自然と課題を続けられることがあるんです。

伸栄学習会妙典教室では、ただ勉強をやらせるのではなく、「どうしたら楽しく取り組めるか」「どうしたら“できた!”という体験を積めるか」を大切にしています。勉強が苦手なお子さんでも、少しの工夫で「やってみよう」という気持ちになり、成功体験を重ねていくことができます。その積み重ねが、やがて大きな自信につながっていきます。
さらにその自信が学校のテストの点数UPや漢検や数検などの検定合格といった目に見えて嬉しい達成感につながっていくこともあります。実際に、妙典教室ではそのような取り組みの結果、検定に合格することができたお子さんもいらっしゃいます。

もし「うちの子も勉強に前向きになれるかな…」と不安に思われている方がいたら、ぜひ一度見学にいらしてください。お子さんの「できた!」の瞬間を、私たちと一緒に作っていきましょう!