ことわざで笑った帰り道――子どもたちの学びの瞬間

先日の送迎時のことです。  
学習を終えて自宅へ向かう送迎車に乗り込む際、児童と天気の話になりました。するとその児童が、  
「先生、知ってますか?雨って、いいことが起こる前触れなんですよ」  
と教えてくれました。  

「そうなんだ。わあ、いいこと聞いた!」と返すと、いざ出発。  
その後の車内では、児童ふたりと私でことわざの話で大盛り上がり。  

「ねこにご飯」  
「違うよ〜、ねこに小判だよ〜」  

「馬に念仏」  
「それ、馬の耳に念仏だね」  
「…あ、耳忘れちゃった!」  

そんなやりとりに笑いながら、楽しいドライブとなりました。  

ことわざをどこで知ったのか聞いてみると、  
「学校の本。マンガとか書いてあって、おもしろいの」  
とのこと。  

教室での学習時間では算数に苦戦している児童ですが、こうして楽しく学んだことは、しっかり記憶に残っているんだなぁと感じました。  
もっともっと、楽しく学べる工夫をしていきたいなと思った出来事でした。  

ところで、「雨はいいことが起こる前触れ」と言っていたのは、もしかして「雨降って地固まる」のことだったのかな?  
後になってふとそう思ったのですが…皆さんはどう思われますか?  
次回、教えてくれた児童に聞いてみようと思います 。